東京大学 学際融合マイクロシステム 国際連携研究機構

menu

機構概要

本連携研究機構は、生産技術研究所がフランス国立科学研究センター(CNRS)との共同研究として25年間にわたって継続的に運営してきた日仏国際共同研究組織 LIMMS (Laboratory for Integrated Micromechatronic Systems) によるナノバイオ、μTAS、シリコンニューロン、IoTエナジーハーベスタ等のマイクロナノ学際分野の研究成果を活用して、他の先進国より一足先に我が国が経験する高齢化・人口減社会の諸問題に対して身体的・精神的・文化的な効用すなわちQuality of Lifeを最大化する解決方策の分野横断的な研究に取り組む。

また、それらの解決方策を単に我が国だけに通用する局所的なものに留めることなく世界標準技術として展開するために、広い分野にわたって視野の利く東大が主導的な立場となって、従来のLIMMSおよび関連10ヶ国14研究機関によるマイクロナノ関連の国際研究ネットワークを活用した国際共同研究と次世代若手研究者育成を実施する。

東京大学学際融合マイクロシステム国際連携研究機構

機構設立の目的

本事業では、学内横断的なホスト研究者の配置により部局間連携を強化する一方、四半世紀にわたる協力関係を軸に引き続きフランスCNRSを学外連携機関とし、本学における世界最高水準の分野融合国際共同研究の拡充と実現を図る。

目的達成のための実施項目:
(1)分野融合マイクロシステムに関する国際共同研究連携基盤の構築
(2)分野融合マイクロシステムに関する国際共同研究を担う若手研究者の育成
(3)分野融合マイクロシステムに関する国際共同研究の成果を用いた産学共創の推進
(4)上記を支える国際共同研究マネジメントシステムの構築